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さくら咲く春。ぽかぽかと暖かくて幸せな気分になりますが、今回は、そんな春からさらに季節を進めて一足早い「夏」をお届け!今まさに、製造の最盛期を迎えようとしている風鈴作りをレポートしたいと思います。江戸川は篠崎で、伝統的な風鈴作りにはげむ「篠原風鈴本舗」さんにお邪魔して、風鈴作りを体験してきました。後半は、首都高の安全確保に欠かせないメンテナンスについて。普段どんな作業をしているのかがわかるデモンストレーションが行われるというので参加してきました。
最後にはプレゼントのお知らせもありますよ。お楽しみに!

まずお邪魔したのは、大正3年から風鈴作りを営む「篠原風鈴本舗」さん。3代目篠原裕さんは12歳のころから家業のお手伝いをされていたそう。そして父・篠原儀治さんは、江戸川区無形文化財のほか、東京都優秀技能賞、都知事賞、名誉都民の称号など、数々の賞を受賞されているスッゴイ方なのです。

篠原風鈴本舗さんで作っているのは「江戸風鈴」。2代目儀治さんが昭和になって名付けたブランドです。江戸末期には全盛だったという江戸の風鈴工房も、今では篠原風鈴本舗さんただ1軒だけとなりました。そんな江戸風鈴は一つひとつ丁寧に手作業で作ります。そのため、本体の製造は1日に500個が限界。また、風鈴本体を作るのも絵付けも全て手作業です。鳴り口部分がギザギザしているのが特徴の一つで、一つとして同じものがないため音色もそれぞれ違います。一見同じように見える風鈴にも、しっかり個性があるんですね。

赤い炉のなかには約1350度という高温の溶けたガラスが入っています。それをガラスの棒の先端に小さく巻き取り、「宙(ちゅう)ぶき」という方法で膨らませるのですが、上手に膨らませるのはとっても大変。膨らませた本体は、その大きさやガラスの厚みなどで音色が違ってきます。美しい音色を奏でる風鈴作りができるようになるまで10年はかかると裕さんは言います。

10年もかかるという風鈴作りに、たった5分のレクチャーでSaschaも挑戦!おおっ!意外や意外、なかなかいい感じではありませんか!?

順調に膨らんで、できました!生まれて初めて作った風鈴の本体。アツアツなので20分ほどおいてしっかり冷まし、その後、口玉部分を切り落とします。鳴り口は、手などを切らないようヤスリをかけて処理しますが、江戸風鈴の音色はザラザラが命。あくまでもザラザラ感が消えない程度に留めておきます。

完全に冷めたら早速絵付けです。江戸風鈴の持つもう一つの特徴は、この絵付けを玉の内側に施す点。ですから、文字を書こうと思ったら、鏡文字のように左右をひっくり返して書かなければなりません。悩みつつ筆を進めるSascha。小さな鳴り口から筆を入れて描くのはなかなか大変なようで、ときおり唸りながら、でも楽しそ~うに描いていました。

プロは絵付けに顔料を使うそうですが、今回は初心者でも簡単に描くことができるポスターカラーを使用。大小様々な筆を駆使し、水をつけずに描くのがコツ。事前に予約をすれば、一人1500円で風鈴作り&絵付けを体験することができます。挑戦してみてはいかがでしょう?
(7月、8月の繁忙期は体験をお休みします)

描くこと約20分。世界でたった一つの、Saschaオリジナル江戸風鈴の完成です!どうですか!なかなかのできばえではありませんか!?篠原風鈴本舗の方にもしっかりとお褒めの言葉をいただきましたよ。

風鈴作りについてお話を伺った、裕さんの奥さま、篠原恵美さん。絵付けを担当されています。
1日に250個という数を描く大変な作業の傍ら、毎年違った新作絵柄を考えるのが楽しいといいます。家族の連携プレーで愛情をもって風鈴を作っている様子が、なんだかとってもステキです!

篠原風鈴本舗さんでは、風鈴のほか、箸置きやとんぼ玉などのガラス製品も販売しています。購入は、篠原風鈴本舗やデパートでできるほか、インターネットや電話で直接お問い合わせもできるそうですよ。一つとして同じ形、同じ絵、同じ音色が存在しない江戸風鈴。今年の夏はぜひ軒先に吊して涼を感じてくださいね!
篠原風鈴本舗
江戸川区南篠崎4丁目22番5号
URL http://www.edofurin.com/
TEL 03-3670-2512

続いては、首都高の建設現場や交通管制システムなどの見学会を定期的に開催している「首都高講座」に参加しちゃいます。今回のテーマは「首都高の施設安全点検」です。
首都高速道路の安全を守るための業務は、一言で「メンテナンス」といっても実に幅広い仕事で成り立っています。構造物の定期的な点検のほか、破損個所などの補修・補強、換気や防災設備など設置物の維持管理、清掃......。これらを、最新技術を駆使しながら巡回、時には徒歩で行います。

この日の講座では、メンテナンス作業のなかでも最新技術を使った構造物の点検方法をレクチャーしてもらいます。普段あまり見聞きすることのない専門的で高度な内容ではありますが、とってもわかりやすく教えていただくので、メンテナンスがどんなものなのかをきちんと理解することができます。

たとえば、実際の作業ではこんなことを...。「磁粉探傷試験」といって、鋼材などに生じる目で確認しづらい小さな亀裂を発見するためのテストです。まず、電磁石で検査したい面を磁化します。その上で、蛍光の磁粉を噴射。傷があるとそこに磁極が発生するので蛍光磁粉が多く吸着します。ブラックライトを当てるとこの通り!くっきりと亀裂が浮かび上がってきます。

鋼材の磁粉探傷試験のほか、ビデオスコープや打音検査、電磁波レーダー法などコンクリート構造物の点検方法もレクチャーを受けた受講生たち。次に、現場に出て、実際のメンテナンス作業を体験します。番組でももうすっかりおなじみの高所作業車で高架下まで登って作業を行います。安全確保のためのヘルメットや安全ベルトは欠かせません。

高所作業車で登ると、早速コンクリートの破損個所を発見!破損部分から水が染み込んで、中の鋼材がさびてしまうと大変です。表面のコンクリートを薄く剥がし、錆止めを塗布して応急処置を施します。
こうした作業を現場では地道に行っていくそう。たとえ小さな損傷でも、放っておくと大事故を引き起こしかねません。日々の検査がドライバーの安全確保につながっているわけですね!

今回の点検デモンストレーションを担当なさっている、首都高速道路・保全交通部の絵鳩武史さん。「首都高の点検業務は人間でいう健康診断みたいなもの」と言います。病気や病状は早期発見が大切、というのは首都高でも同じなのですね。
みんなの財産・首都高を、できるだけ健康で長持ちさせるために、私たちドライバーにはどんなことができるでしょうか?
「大型車の過積載は疲労損傷を進行させてしまいます。法令をぜひ守っていただきたいと思います。また、一般のドライバーのみなさまは、スピードの出し過ぎや車間距離の確保など安全走行に注意して、交通事故の防止に努めていただければと思います。点検・補修の際は、交通規制を行うなどドライバーのみなさまにもご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いします!」

はい!了解です!とにもかくにも、安全が第一。僕もスマートなドライビングを心がけたいと思いますので、今後も点検・補修をよろしくお願いします!
いかがでしたか?
篠原風鈴本舗、そして首都高講座のレポートは、ナビゲーターSaschaがお届けするインターネットラジオ『東京slow style Radio』でもお楽しみいただけます。こちらもぜひお聞きください。
なお、「首都高講座」のご参加には、首都高PA等で無料配布している「首都高NEWS」(奇数月1日発行予定)の応募券が必要です。興味がある方は「首都高NEWS」をご覧ください!
そして今回も、番組から視聴者のみなさまにステキなプレゼントがあります。
ふるってご応募ください!
≫今回のプレゼントはこちら!
次回更新は、2009年4月24日(金)です。
お楽しみに!











