「東京slow style」は音声(Podcast)でも配信しています!
陽気のいい季節。ビルの植え込みなどで色とりどりの花を見かけるようになりました。そんな中、フラワーショップでは花に混ざって野菜の苗が目に付きます。折しも今は、夏野菜などを育て始めるのにピッタリなシーズンです。「とれたての野菜のおいしさを味わおう!」ということで、この時期ベランダやキッチンで簡単にできる家庭菜園をご紹介したいと思います。そして後半は、首都高で起きた事故現場などにいち早く駆けつけくれる「バイク隊」のお仕事をレポートしたいと思います。
最後にはプレゼントのお知らせもありますよ。お楽しみに!

さて、サッシャが手に持っているのは、発芽したばかりの二葉がなんともかわいらしい、ルッコラやチンゲンサイなどの野菜。「間引いて食べながら育てるんですよ」と言うのは、川崎市にある園芸店"グリーンライフ・タカ"オーナーの深町貴子さん。オーナーの仕事をこなしつつ野菜教室の講師などもされていて、「なかなか上手に植物を育てることができない、どうしてだろう? という疑問や相談にお答えしています」とのこと。では、さっそく相談を...初心者でも上手に育てられる野菜にはどんなものがありますか?

「トマトやキュウリなどもいいと思いますが、特に初心者には、生育期間が短くてすぐに食べられる野菜がオススメですね。例えばレタスやラディッシュ。結球しないリーフレタスは、ある程度成長してきたら外の葉からむしって食べていくと、中からどんどん新しい葉が出てきて長く収穫が楽しめます。いろいろな種類のサラダの種が混ざったミックスリーフも楽しいですよ。もっと早く収穫したいなら1週間程度で食べられるカイワレダイコンもいいですし、日当たりがあまり良くない場所ではハーブ類も楽しんでいただけると思います」

ちょっと変わった野菜を育てたいという方には、写真のアイスプラントなどもオススメとのこと。多肉植物の仲間なのでちょっぴり肉厚で、葉の表面がキラキラ光っています。このキラキラは、実は塩。土の中の塩分を吸い上げて葉の表面に結晶化しているんです! 塩害が起きている地域では、注目の環境対策植物でもあるんです。

さて、肝心のお味は...サッシャが早速試食です。
「パクリ! むしゃむしゃ...。あ、味がする。ちょっと塩味がしますよ! ドレッシングなしでもおいしい!」
熱を加えるとオクラのように粘りが出るそうなので、生食のほかお浸しなどいろいろな食べ方が楽しめそうです。これまでは高級レストランなどでしか味わうことができなかったそうですが、最近は一般の園芸店でも苗が出回り始めているとのこと。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

こちらは、おもしろい容器で栽培している野菜。土を使わず水で栽培する「水耕栽培」というそうです。タッパーウエアなどの密閉容器のフタに穴を開けてスポンジを差し込み、そこで野菜を育てます。家の中でミニ菜園をする場合、土で育てると虫などが気になりますが、これなら心配ありません。

中はどうなっているのかというと...見事に水だけ!ポイントは、根も呼吸できるよう容器いっぱいに水を入れないこと、根が光合成をしないよう光が入らない容器で育てること、そして様子をみながら水を替えることの3点。あとは、目で見て楽しみ、食べておいしさを味わいながら、愛情をもって育てるだけ! 土がないのでキッチンでも手軽に栽培できそうですね。

最後に、野菜づくりのコツを伺いました。
「植物は管理するものではなくて、生き物なので寄り添って育ててほしいなと思います。何日に1回お水をあげるという"管理"ではなくて、植物の様子を見つつ対話しながら育てれば、きっと上手に成長します。収穫の喜びを想像しながら、ワクワクしながら、育ててくださいね。」
なるほど! 食卓を手作り野菜でいっぱいにすることを想像しつつ、楽しみながら育てるということですね。皆さんも、次のお休みあたり、野菜づくりに挑戦してみてはいかがでしょう?

グリーンライフ・タカ
庭のデザインや設計・施工をはじめ、園芸療法や家庭で手軽にできる野菜作りの教室なども開催されています。詳しくはHPを!
http://www.taka-greenfields.com/
神奈川県川崎市多摩区生田7-12-6
TEL/FAX 044-922-9509

次に訪れたのは、首都高5号線上りにある志村パーキングエリア。ここに、首都高の安全を守っている「首都高バイク隊」の拠点があります。バイク隊は、2007年12月に活動を開始したパトロール隊。事故・故障車等が発生し現場に向かう際でも、その機動力で渋滞に巻き込まれることなくいち早く現場にかけつけることができるのです!

こちらがバイク隊のバイク。鮮やかな黄色が目をひときわ目をひきます。隊長の加藤大作さんによると「この黄色は、道路維持作業車のカラーであるのと同時に、事故防止の啓発のためあえて注意をひくようなカラーにしている」とのこと。なるほど、首都高で出会ったらインパクト大のカラーリングですね。

バイクの台数は全部で5台。通常は、バイクのペア、バイクと四輪車のペアが山手トンネルを中心にパトロールし緊急時に備えているとのことですが、注目なのはその装備です。

バイクとしては、民間企業初の緊急指定車両として、緊急走行をするための赤色灯やサイレン、拡声器等の各種装備を警察の白バイと同様に備えていますが、拡声器については、前方向のみに設置している白バイとは異なり、後方の後続車両を含めた周囲全てに情報を伝えられるように配慮し、前後に設置しています。また、業務用無線のやり取りは、バイク隊隊員のヘルメットに設置されたマイクとイヤホンを通して。驚くほどクリアな音声でやり取りできるようになっています。

赤色灯や拡声器などの車両の装備面だけでなく、安全対策面での準備も万端です。両サイドに設けられたサイドバックには、発炎筒をはじめ誘導棒や防煙マスクなどを用意して万が一に備えています。スバラシイ!

ドライバーの安全を守るだけでなく、エアバッグならぬエアバッグベストを着用してバイク隊の皆さん自身の安全面にも配慮しています。この装備はバイクとベストがコネクタで結ばれていて、万が一転倒してしまったときは、ベストが瞬時に膨らんで体を守る仕組みです。

活動をはじめて1年4カ月が経とうとしているバイク隊。パトロールの際のエピソードもたくさんあるのでは?班長の茂木丈志さんにお話を伺いました。
「印象に残っているのは、カップルが乗った乗用車がトンネル内でパンクした時のことですね。男性女性とも車のことについては初心者ということで呆然としていたのですが、我々が現場にかけつけたところ、ホッとした顔を見せてくれたのです。それからいろいろと処理を行って、またデートの続きができるようになったのですが、心からの笑顔で「ありがとうございます」と言われた時は、バイク隊をやっていて心から良かったと思いました」
お話を伺っているだけなのに、なんだかこちらまでホッとした気持ちになります!

最後に、バイク隊の今後の活動について加藤さんにお伺いしました。
「山手トンネルは、大都会の地下30メートルのところにある長大トンネルです。2009年度中には大橋で3号線とも結ばれ、その数年後には湾岸線まで延伸されてさらに距離が伸びますので、ドライバーの皆様に安心して安全に快適に走行していただけるよう、昼夜を問わずトンネルを守っていかなければと気を引き締めています。また、バイクは世間的に安全面での悪評が多いので、ルールをしっかり守れば安全で楽しい乗り物だということを隊員が身をもって示せるよう、一人のライダーとしても頑張っていきたいと思っています」
交通網が発達して便利になる一方で、交通量増加にともなうリスクは高まる可能性も。ドライバーである私たち自身が安全を心がけたドライビングをすることはもちろんですが、万が一の時、バイク隊の存在は本当に心強い限りです! これからも、バイク隊の皆さんの活動に期待しています!
いかがでしたか?
グリーンライフ・タカさんでの野菜作りのお話、そして首都高バイク隊のレポートは、ナビゲーターSaschaがお届けするインターネットラジオ『東京slow style Radio』でもお楽しみいただけます。こちらもぜひお聞きください。
そして今回も、番組から視聴者のみなさまにステキなプレゼントがあります。
ふるってご応募くださいね。
≫今回のプレゼントはこちら!
次回更新は、2009年5月29日(金)です。
お楽しみに!







