「東京slow style」は音声(Podcast)でも配信しています!
まだまだ暑い日が続きますが、暦の上ではもう秋。心なしか夕方の日差しも和らいできている気がします。みなさんはどんな瞬間に秋を感じますか?さて、秋といえばスポーツの季節。とかく運動不足に陥りがちな現代人、特に都会で忙しく暮らす人にとっては思いっきり体を動かせる場所もなかなかありません。そこで今回は、会社帰りでも気軽に立ち寄って身体を動かせる「ボルダリング」をご紹介します!
後半は、前回に引き続き、2010年3月の開通に向けて建設が進む中央環状新宿線のお話。トンネルには欠かせない「換気所」に潜入して、普段見ることのできない最新鋭の換気設備をご紹介していきたいと思います。
最後には恒例のプレゼント告知もあります!お楽しみに!

やってきたのは、渋谷は明治通り沿いにあるボルダリングスタジオ「PEKI PEKI 渋谷 STARSTORE」さん。白で統一された清潔感あふれるスタジオにカラフルな石が映えてます!
さっそくですがここで「ボルダリングって何?」という方のためにちょっと解説を。ボルダリングとはフリークライミングの一種で、ロープを使わず手足だけで岩を登るスポーツ。自然の岩の他、最近は公園や屋内に人工的な壁を設置しているところも増え、手軽にできるスポーツとしてここ数年、日本でも普及しています。最近は女性にも大人気なのだとか。「PEKI PEKI 渋谷 STARSTORE」さんでも女性のお客様が増えているそうですよ。

どこにそんなパワーが隠れているの!?と思うほど、華奢な体でお手本を見せてくれるスタッフさんに教わりながら、いざトライ!

登るにあたっては、まずルールの説明から。ただ単に好きな石を適当につかんで登ればいいというものではありません。石の脇にはカラフルなテープが張られているので、同じ色のテープが張られた石だけを、それも飛ばすことなく全てつかんで通過し、登っていくのです。最初につかむ石には「Start」の「S」が、目標地点には「Goal」の「G」の文字が見えます。黄色のコースにチャレンジする場合は、黄色の「S」からスタートして黄色の「G」を目指すというわけです。

テープの色は難易度を表しています。黄色は3級です。スタッフさんによると、「初心者は8級のピンクから始めるのがオススメです。同じ8級の中でも設けられたコースによって若干難易度も違うので、しばらくは8級でも充分楽しめると思います」とのこと。
すると、目の前にピンクの「S」テープが!さっそくSaschaもチャレンジしてみたいと思います!

「よっ!」
自分でかけ声をかけつつ、壁にへばりついて一歩ずつ上昇!小さな石は見た目よりもずっとつかみづらく、腕のチカラだけで登るのは大変です。足をできるだけ高い位置の石にかけ、踏み込んで体をグッと持ち上げてから手で石をつかむのがポイントのようです。

「ヤッホー! ゴールに到着!」
チャレンジしたのはまっすぐ上に登るコースですが、スタッフさんの言葉どおり、同じ8級でもレベルが上がるにつれ壁を斜めに横断していくコースや、かなり真剣に頭を使ってつかむ石や足をかける石の順番を決めないと登れない複雑なコースなど、実にバラエティーに富んでいます!
こうしたコースは実績のあるクライマーの方々がコース設定、難易度の調整をしているのだそう。コースは常時増えていて、全面リニューアルのコース設定は半年ごとに行っているとのことで、これなら飽きることなくゲーム感覚で楽しめそうですね!

Saschaがチャレンジした1階は、初級から上級まで幅広く楽しめるコース設定になっていますが、もっと難しいコースにチャレンジしたい!という方には中級から上級者向けの2階もオススメ。ご覧のとおり、グッとせり出した壁やトンネル状になった壁など、見るからにチャレンジのしがいがありそうなコースです。

3階はキッズ用。3歳のお子さまから親子でボルダリングを楽しめるコース設定になっています。下に敷かれたマットがカラフルなほか、壁には動物をモチーフにした石がたくさん!「次はおさかなさんをつかんでね」なんて言われたらきっと楽しいでしょうね!
「一度に大人数で壁を登ることはできないので誰かが登っているときは周りで待つことになるのですが、一度登ると体力も使いますし、待ち時間は休憩にちょうどいいのではないかと思います。またそうした時間には、お客様同士で登り方を教え合ったりとコミュニティーも生まれているんですよ。すごくいい雰囲気なので、家族や友達同士はもちろん、お一人でも気軽に遊びに来てくれるとうれしいです」(女性スタッフ)

ボルダリング、いかがでしたか? カラフルな石の壁を前にすると不思議と童心に返ってしまうようで、今回の取材では、Saschaが登る様子を見守る番組スタッフ一同から「やってみたいー!」の声が続出でした。
インターネットラジオでは、Saschaが壁を登るリアルなレポートもお楽しみいただくことができます。こちらもぜひ、聞いてみてください!

続いては、人が登るボルダリングならぬ、空気が登る換気塔。中央環状新宿線の「代々木換気所」にやってきました。
2010年3月の開通を前に、トンネルには不可欠のここ換気所も急ピッチで建設が進んでいます。都心部にある換気所ということで、排気、防音などにこれまで以上に配慮した設計となっているようですよ。さっそく中を覗いてみましょう!

施設を案内してくださったのは、首都高速道路の大塚明さんです。ここ、代々木の換気所はどんなところなんでしょうか?
「中央環状新宿線は全長11㎞の巨大なトンネルです。その間、約1.0~1.5kmごとに9つの換気所を設置していますが、代々木換気所はその一つです。主に、富ヶ谷出入口付近から西新宿JCT南側にかけてのトンネル内を換気します」

換気はどんな仕組みで行われるのかというと...こちら!大きなSaschaよりも大きな換気ファン。飛行機のジェットエンジンのような換気ファンは、内装したモーターによって羽根が回り1分間に約800回転するというファンの動きによって、トンネル内の排気ガスを含んだ空気を吸い込んでいきます。

ファンの裏側がこちら。黄色がトンネル内の排気ガスを含んだ、いわゆる汚れた空気を吸引するファン。水色が外部から取り込んだきれいな空気をトンネルに送り込むファン。この2つのファンが要となってトンネルの換気を行うのです。

2色の換気ファンが設置されている部屋の壁は黄色一色。その正体は、消音効果のあるグラスウールなのだそう。大きなファンの音を少しでも軽減するための工夫です。言われてみれば、この部屋で話をすると声が響かず消えていく感じがします。不思議~!

換気ファンで集めたトンネル内の排気は、最新技術の低濃度脱硝設備を通ります。脱硝設備は排気ガスに含まれる有害物質「二酸化窒素(NO₂)」を90%以上、「浮遊粒子状物質(SPM)」を80%以上取り除く大切な装置。性能を維持するため定期的なメンテナンスも欠かせません。

脱硝設備でクリーンになった排気は、最後に消音装置を通過します。円い筒が、グラスウールを抱き込んだ消音装置です。その消音効果は絶大で、こちらから大声で叫んでも筒の向こう側にいるSaschaにはかすかに聞こえるだけ。実際に消音装置を通した音の違いを『東京slow style Radio』で聞くことができます。きっとビックリするはずですよ!

汚れを取り除いて、音も静かになったクリーンな排気は、いよいよ換気塔へと流れ込んできます。通り道に設置した湾曲した鉄板が空気の流れを整え、方向を変えて排気塔へと導きます。

いざ、換気塔のてっぺんへ!換気塔は地上部高さ45m、地下15m、合計60mもの長さ。その距離を登っていくためには勢いが必要です。塔の先端が細くなっているのはそのためで、先端部分に到着するころには風速10m/秒ほどになるよう計算して形づくられているのだそうです!また勢いづいた排気は、換気塔先端よりさらに100mほど上空まで登り、拡散するといいます。都心部ならではの工夫ですね。
大塚さんに案内してもらって見てきた換気所設備は、約8割が完成しているとのこと。あとは微調整と試運転を終えれば正式可動となります!3月の開通が楽しみです!
今回の『東京slow style』はいかがでしたか?
ボルダリングスタジオ「PEKI PEKI 渋谷 STARSTORE」での様子、中央環状新宿線換気所の建設現場レポートは、ナビゲーターSaschaがお届けするインターネットラジオ『東京slow style Radio』でもお楽しみいただくことができます!現場のリアル感をぜひ堪能してください!
そして今回も、番組から視聴者のみなさまにステキなプレゼントがあります。 ふるってご応募くださーい!
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次回の更新は、2009年9月25日(金)です。どうぞお楽しみに! 【今月のSLOW MUSIC】THE GARCONS / 交差点












