「東京slow style」は音声(Podcast)でも配信しています!
ゆっくりのんびり過ごす......そんなライフスタイルを提案している東京slow style。あわただしく見える東京にも意外とスローなモノ・コト・トコロは隠れています。今回は、日本ならではの食文化「そば」にクローズアップ!しかも、自分でつくって食べちゃおう!という企画です。なかなか奥の深そうなそば打ちの世界ですが、はたして、ちゃんと打ちあがるのか!? 乞うご期待!
後半は、今やすっかり東京の名所のひとつと化したレインボーブリッジからのレポート。年末年始に行われるスペシャルライトアップのための準備作業にお邪魔します。
最後にはプレゼント告知もありますので、どうぞお楽しみに!

やってきたのは、JR小岩駅から徒歩10分ほどのところにある「江戸手打ちそば教室」さん。講師の伊藤正雄さんに教えていただきます。
ご自宅のリビングをリフォームして教室を開いているとのことで、とってもアットホームな雰囲気なのですが、中身はかなりの本格派。開講10年が過ぎ、卒業された生徒さんたちの中には、日本国内はもちろん、海外でそば屋を開店する方々もいらっしゃるほど。今日は、サッシャもそんな生徒さんの一人としてご指導いただきたいと思います!

そば打ちの工程は主に12に分かれるそうです。大きく分けて、木鉢を使って行う工程が7つ。のし台と麺棒を使う工程が5つ。そしてあとは、切って茹でる!おいしいそばを食べるまでの大切な手順です。では工程表にそって、さっそく始めましょう。

まず、粉をふるいにかける作業から。粉は通常、つなぎと呼ばれる中力粉とそば粉を混ぜたものを使います。その割合によって呼び方が決まるといいますが、もっともおいしい配合はつなぎが2、そばが8の「二八(にはち)」なのだそう。江戸手打ちそば教室では、この二八にこだわり続けています。もちろん今回も二八。粉をふるった後は、指先を使って木鉢の中で手早くかき混ぜます。

水を投入!数あるそば打ちの工程の中で最も重要なポイントの一つ。3回に分けて水を入れながら、ポロポロになるまですばやく指先で混ぜて水をいきわたらせます。

水を吸ったと同時にどんどん蒸発も始まります。すばやく「くくり」と呼ばれる作業に。少し力を加えながら手のひらで大きく円を描くように木鉢をなでると、あら不思議!そばがひとかたまりになりました。

続いては、もうひとつのポイント「ねり込み」。体重をのせて、手前から奥に向かってテンポ良く練っていきます。3回ほど同じ方向に練ると、横に広がるので、それを縦に置き直してさらに練る。これを十数回繰り返します。

向かって左は「菊ねり」、右は「へそ出し」。手のひらを使って少しずつ畳むように練っていくと、菊の花のような形になります。それを今度は横にして転がすと、先端がすぼんでおへそのような形に。これらの工程は練っている途中で含まれる空気を抜くための作業なのだそうですよ。

きれいに空気が抜けると、最終的に円すい形になります。木鉢を使った作業はここでおしまい。続いては、のし台に粉を振り、手のひらや麺棒を使って形を整えていきます。

円すいを円筒にし、そのまま手のひらで広げていきます。厚みが均一になるよう、5分ずつ時計回りに角度をずらしながら力を加えていくのがポイント。先生のわかりやすい指導で初心者のサッシャにもきれいな丸を形づくることができました。

いよいよ麺棒の登場。握る手は「猫の手」、のばす際は両手で「ハの字」を書くようにするのがコツだそう。力が均一にかかり、かつ、生地から麺棒が落ちて縁が極端に薄くなったり、破けてしまったりするリスクが少ない伸し方なのだとか。
サッシャ、かなり手つきがいいようで、誉められちゃいました。先生はお話も上手なうえに、誉め上手。先生の授業は楽しい!

「角出し」。丸くなった生地を麺棒に巻き付け、3~4回ほどテンポ良く、奥に転がしながら軽くたたきのばします。するとほら!角が出てきました。広げるとひし形になっています。向きを変えて巻き付け、同じ作業を繰り返すと四角に!手品みたいです。「そろそろ60センチだな」という先生に「本当ですか~?」と疑心暗鬼のサッシャ。図ってみると、ピッタリ60センチ!御見逸れしました!

さらに伸ばして、60センチ×80センチになった生地を畳んで、いよいよ切る作業。包丁を生地に入れて少し斜めに倒すと自然と次に切る分のそば生地が駒板から出てきます。一連の作業をテンポ良くこなすサッシャ。ただ......若干、太い気が。ちなみに右側は先生が用意してくださっていた見本そば。違いが歴然です。さて、茹で上がりはどうなるんでしょうか!?

ジャーン!左のきしめん風のそばがサッシャ作。右の細く美しいそばが先生作。サッシャのそばもとってもいい味ですが、やはりそばの命はのどごし。「僕のもおいしいですけど、先生の味には足元にも及びません!」とサッシャ。先生のそば、確かに絶品です。先生いわく「そば粉とつなぎと水だけというシンプルさなのに、打つたびに違う。昨日のそばと同じようにはなりません。かなりのベテランでも壁にぶつかります。とはいえ、自分で打つそばは食べる楽しみがありますからね。人にご馳走すれば喜ばれて交流も生まれます。いろんな意味で、そばは奥が深いんですよ」。

いやはや、そば打ちの道はなかなか険しそうですが、自分でつくって食べる楽しさは思う存分堪能することができました。「やってみたい!」という方は、江戸手打ちそば教室のホームページに詳細がありますので、ぜひご確認・お申し込みを。

続く後半は、東京の名所のひとつ、「レインボーブリッジ」にやってきました!見てください!キレイにライトアップされた主塔を!通常、レインボーブリッジのライトアップは白ですが、今回は虹色のスペシャルライトアップ。12月11日から年明け2010年1月3日までの期間で実施とのことで、これからその準備のための点検&調整作業にお邪魔しちゃいます!

橋のたもとに到着しました。高速道路の下の部分がブルーにライトアップされていたのは、どうやらここからのようです。人の顔ほどの大きさもある電球をセットしたライトが一斉に照らしています。微妙な色の変化を出すため、青だけでなく、紫のライトも混ぜて調整しているそうですよ。

残りのライトが設置されている高速道路部分までエレベーターで上がります。点検・整備用のエレベーターだけあって、小さく簡素なつくり。ガタンゴトンと歯車の振動が大きく伝わり、まるで遊園地のアトラクションのようです。ではいざ!地上約50メートルの高速道路まで!

到着です!車がビュンビュン走り抜けている、道路のすぐ脇に出てきました。こちらのライトは、緑、黄色、赤。それぞれ電球が切れていないかをチェックしつつ、遠く、お台場付近に待機している作業員の方と連携をとりながらライトの角度の微調整を行っています。きれいな七色のグラデーションはこうした作業によってつくり出されていたんですね!

ライトアップの準備作業を一通り見せていただいたあと、せっかくなので、関係者の中でも限られた人しか登ったことがないという、主塔の先端、地上約126メートルのてっぺんに案内していただきました。360度、夜景の大パノラマが広がっています。これはすごい!

今回ご案内いただいたのは、首都高速道路・東東京管理局・木場施設管制所所長の鯨井新一さんです。
「レインボーブリッジのスペシャルライトアップはこれまでも、2000年のミレニアムをはじめ、今年11月の世界糖尿病デー、年末年始など不定期で行っていますが、今後も機会をみて様々な企画を実施していきますので、お台場ビューポイントと合わせて楽しんでいただければと思います」
本当にキレイなスペシャルライトアップ。今回は1月3日まで開催です。ぜひ訪れてみてくださいね!
さて、今回の『東京slow style』、いかがでしたか?
江戸手打ちそば教室さんでの手打ちそばレポート、そしてレインボーブリッジのスペシャルライトアップ準備の様子は、ナビゲーターSaschaがお届けするインターネットラジオ『東京slow style Radio』でもお楽しみいただくことができます。今回も臨場感たっぷりでお届けです!
そして今回も、番組から視聴者のみなさまにステキなプレゼントがあります。 ふるってご応募くださ~い!
≫今回のプレゼントはこちら!
次回の更新は、2010年1月29日(金)です。どうぞお楽しみに! 【今月のSLOW MUSIC】ASTER / 光







