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第35回:癒しの音色と歴史に感動!オルゴールの小さな博物館

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護国寺にある「オルゴールの小さな博物館」 何かとストレスにさらされやすい、私たち現代人。ほっとできる"癒し"が求められるなか、ポロン、ポロン...というオルゴールの独特な音色には、心をリラックスさせる不思議な力があるような気がします。今回は、時代を超えて愛され続けるオルゴールの魅力と歴史に触れてみたいと思います。

そして後半は、首都高が取り組んでいる「エコ」をレポート。緑化はもちろん、最新技術を導入したものから、公共交通機関と連携した仕組みなど、様々なエコをお届けします。
恒例のプレゼントもありますので、最後までゆっくりご覧くださいね。

マネージャーの名村明日子さん
訪れたのは護国寺にある「オルゴールの小さな博物館」。日本で最初のオルゴール博物館で、7階建てのスマートなビルの中に、タイプや大きさが様々な約350台ものオルゴールが保存されています。各フロアやスペースも、企画展示室、常設展示室、館長室、音楽ホール、カフェなど充実のラインアップ。目的に合わせてオルゴールを楽しめるつくりになっています。

それでは、マネージャーの名村明日子さんにご案内いただきながら、さっそく館内をめぐってみたいと思います

ディスク・オルゴール
画像は、企画展示室に展示されているディスク・オルゴールたち。1886年にドイツで実用化された画期的なオルゴールで、鋼鉄の円盤につけられた無数の突起が音楽信号となってメロディを奏でます。ディスクを変えることで様々な音楽を楽しむことが可能。現代でいうと、オルゴールは音楽プレイヤー、ディスクはCDといったところでしょうか。

スイスで作られたシリンダー・オルゴール
同じく企画展示室に展示されているこのオルゴールは、今から約120年前にスイスで作られたシリンダー・オルゴール。シリンダーに設けた突起が櫛状の金属をはじいて音を出す、私たちにもなじみの深いオルゴールです。ちょっと変わっているのは、オルゴールの中にベルと太鼓、それを叩く人形がいるところ。シリンダーの奏でるメロディに、タタタン、チリリンと太鼓とベルの音が彩りをそえる楽しいオルゴールです。

ジオラマ オルゴール1ジオラマ オルゴール2
企画展示室と同じフロアにある常設展示室で、ぱっと目を引くのがこちら。当時の街並みのジオラマですが、これもちゃんとオルゴールなんです。ネジを回すと音楽を奏でると同時に、街灯に火が灯り、汽車が線路の上を走り出します。昔の人たちが、耳だけでなく様々な五感を使って音楽を楽しんでいた様子が伝わってきますね。

大きなディスク・オルゴールにベンチを組み込んでいる。体ごと中に入って音を体感することもできます。
こちらは「オルゴールの小さな博物館」の目玉展示のひとつ、"体感ベンチ"。1890年代にドイツで作られた大きなディスク・オルゴールにベンチを組み込んだ、当館オリジナルの作品なのだそう。ベンチに腰かけると、オルゴールの振動を体で感じることができるんです。また、ベンチは筒状になっていて、体ごと中に入って音を体感することもできます。体験したサッシャによると、「蓄音機の音が出る部分に顔を突っ込んだみたい。360度、音が反響して、自分がオルゴールの一部になった気がする!」とのこと。これは、なかなかできない体験ですよ!

ちなみにこの日の体感ベンチの奏でる音楽は、ヨハン・シュトラウス2世作曲の「美しき青きドナウ」。当時の大人気曲だったようです。

からくり人形と一体化したオルゴール「オートマタ」。
オルゴールの小さな博物館には、まだまだおもしろいオルゴールがたくさんあります。画像左は、からくり人形と一体化したオルゴール「オートマタ」。オルゴールが回転する動力を利用して人形を動かします。音楽はもとより、からくり人形の洋服や髪型、小道具に当時の流行がそのまま反映されていて、これもまた興味深いですね。

ストリート・オルガンストリート・オルガン2
次は「これ!僕が小さい頃にドイツでよく見かけた!」と、サッシャも思わず童心に帰ってしまう「ストリート・オルガン」。タイヤや人形などの装飾がついたこのオルゴールは、その名の示すとおり、街頭で音楽を奏でる演奏機。100年以上前からドイツなどでよく作られていたそうで、ハンドルを回して音楽を奏でます。一見簡単そうに見えるハンドル操作ですが、いざ回してみると、スピードやリズムなどで意外と苦戦するサッシャ。子どもの頃に街で見かけた奏者たちの演奏&パフォーマンス技術に脱帽です。
オルゴールのソフトが所蔵されている棚
5階、6階をつらぬくように壁一面に設置された棚には、たくさんのオルゴールのソフトが所蔵されています。自動ピアノのソフト、ディスク・オルゴールのソフトなど、全部で4000曲ほどあるそう。
ソフトを変えて様々な音楽を楽しめるオルゴールは、当時、世間が望む曲なら何でもソフトにしたのだそう。どんなに長い曲でも、約2分という、オルゴールで奏でられる時間に合わせてアレンジ。オペラなども短くうまくまとめあげる必要があり、オルゴールそのものの制作技術に加え、アレンジャーの力量なども随分と問われたのだといいます。
1770年頃のオルゴール釣鐘状のガラスのベルを金属の棒ではじいて音を鳴らすオルゴール
7階の館長室には、さらに興味深くて貴重なオルゴールがずらり。こちらは1770年頃の作品。館内で最も古く、オルゴールのはしりとされる時計型オルゴールです。時計の歯車の回転を利用して、釣鐘状のガラスのベルを金属の棒ではじいて音を鳴らすシンプルな仕組み。曲というよりも、一度に風鈴を鳴らしているような感覚でしょうか。その後、技術の進歩で時計がどんどん小さくなるにつれ、オルゴール部分が入りきらなくなり、音楽を奏でる装置として独立していったのだそうです。
紙腔琴(しこうきん)和紙に穴をあけたものを巻物のようにしてセットし、ハンドルを回すとす
続いてこちらは、「紙腔琴(しこうきん)」という名のオルゴール。日本で唯一作られたとされる自動演奏楽器です。和紙に穴をあけたものを巻物のようにしてセットし、ハンドルを回すと、穴の部分が音楽信号となって音を出します。音色はリードオルガンのようにしっかり。紙一枚でこんな音色が導き出せるなんて驚きです!
オルゴールの小さな博物館 音楽ホールオルゴールの小さな博物館 ミュージアムショップ
ご紹介してきた以外にも、オルゴールの小さな博物館には、音楽ホール、ミュージアムショップ、カフェなど、オルゴールの魅力を堪能できる場所・仕組みが満載です。訪れる際には、オルゴールをより深く楽しめる様々なコースを予約するのがおススメ。都会の喧騒を忘れて別世界にトリップするかのような、癒しの時間を過ごすことができますよ。アクセス、営業時間、各コースの案内等、詳しくは「オルゴールの小さな博物館」のホームページをご覧ください。

オルゴールの小さな博物館
東京都文京区目白台3-25-14
(有楽町線護国寺駅徒歩2~3分/首都高5号池袋線・護国寺出口すぐ)
Tel 03-3941-0008
http://www.musemuse.jp/

首都高速道路の西東京管理局
続いてやってきたのは、東京slow styleではすっかりお馴染みになりつつある、首都高の西東京管理局です。今回は、首都高が取り組んでいる数々のエコを、「TOKYO SMART DRIVER」のロゴが眩しい車に乗って、駆け足でお届けしていきたいと思います。さっそく出発です!

西新宿ジャンクションヘデラという植物で壁面を覆っている
さっそく向かった先は、西新宿ジャンクション。壁面に緑化がほどこされているのがわかりますか? 2007年に開通した山手トンネルと4号新宿線をつなぐこの場所では、ヘデラというツタで壁面を覆っているんです。夏になるともっと葉が繁って、つややかな濃い緑でドライバーや道行く人たちの目を癒してくれます。

代々木パーキングエリア壁面緑化や屋上緑化
お次は、代々木パーキングエリア。明治神宮に隣接するこの場所は、その立地を活かし、2008年に「都市の中の小さな森」をコンセプトに生まれ変わりました。もともとあった建物を立体的にして駐車スペースを増設。ここでも壁面緑化や屋上緑化を施しています。

太陽光と風力のハイブリッド発電発電した電気は携帯電話の充電(無料)に使うことができる
もっとも特徴的なのは、これ。太陽光と風力のハイブリッド発電です。ここで発電した電気は携帯電話の充電(無料)に使うことができるのだそう。「食事をしている間にちょっと充電」なんてこともできて、とっても便利です。

駐車場側壁面
こちらは駐車場側壁面。プミラやワイヤープランツ、タマシダなどの植物が根を張る「ビオボードBOX」です。時間の経過とともに、植物の間には、アリやチョウ、テントウムシなどの姿も見かけるようになりました。

このほかにも代々木PAには、有機野菜たっぷりの食事を楽しみながら神宮の森を一望できる「レストランよよぎの森」など、魅力的な施設・商品がもりだくさんです。

高速バス乗り場高速バス乗り場2
最後に訪ねたのは八潮PA。こちらのPAでは、公共交通機関と連携したサービスである"高速バス&レールライド"を展開しています。茨城方面からやってきた高速バスをここで降り、案内のルートに従って移動すると、八潮駅で"つくばエクスプレス"に乗り換えて都心に向かうことができるのだそう!いわば、自動車と電車をうまく使い分ける公共版パークアンドライドですね。実際に利用する方も多く、1日平均約100名の方が活用しています。このほか、用賀PAでも"高速バス&レールライド"を実験中です。

ちなみに八潮PAでは、地元八潮の特産物も扱っています。染物が盛んなこの地域ならではの商品として、染めた浴衣生地で作った「浴衣地うちわ」などもあるので、立ち寄った際にはぜひチェックしてみてください。

首都高速道路株式会社 計画・環境部 環境グループ担当マネージャーの鈴木 毅さん
今回、首都高のエコな取り組みをご案内いただいたのは、首都高速道路株式会社 計画・環境部 環境グループ担当マネージャーの鈴木 毅さんです。「首都高では、さいたま市見沼のビオトープや大橋ジャンクションなど、今回ご紹介しきれなかった場所でも様々な環境への取り組みを行っています。今後も地域の皆さんと連携した取り組みを積極的に行っていきたいと思いますので期待していてください」と、首都高のエコについて今後の抱負で締めくくっていただきました!

今回の『東京slow style』、いかがでしたか?

オルゴールの小さな博物館での様子や首都高のエコレポートは、ナビゲーターSaschaがお届けするインターネットラジオ『東京slow style Radio』でもお楽しみいただくことができます。
画像と音声を織り交ぜた楽しい番組です。ぜひご覧ください!

公式twitter( @tokyoslowstyle )も要チェック!取材中の生レポートのほか、次回の取材先のヒントなどもつぶやいていますのでぜひフォローしてくださいね。みなさまのオススメslow styleスポットのつぶやきもお待ちしています。

そして今回も、番組から視聴者・読者のみなさまにステキなプレゼントがあります。ふるってご応募ください。

≫今回のプレゼントはこちら!

次回の更新は2011年6月24日(金)です。どうぞお楽しみに!
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【今月のSLOW MUSIC】Yasunao Sakai / Red Flower
何かとストレスにさらされやすい、私たち現代人。ほっとできる"癒し"が求められるなか、ポロン、ポロン...というオルゴールの独特な音色には、心をリラックスさせる不思議な力があるような気がします。今回は、時代を超えて愛され続けるオルゴールの魅力と歴史に触れてみたいと思います。
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9月22日、ドイツ生まれ。
ドイツ人の父、日本人の母の間に 生まれ、10歳で日本へ移住。
ジャンルを問わず大の音楽好き。
サッカーやモータースポーツ、ロードレース 、自転車まで幅広いスポーツ知識がある。