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池尻大橋にある「世田谷ものづくり学校」にやってきました! みなさんは普段、何か学んでいますか?近頃は出社前の時間を利用して語学の勉強や読書にいそしむ"朝活"なども人気ですが、"学ぶ"というのはいくつになっても楽しいものですよね。知識や経験が増えて、人生の幅まで広がる気がします。今回はそんな"学び"の場を提供している少しおもしろい施設「IID(IKEJIRI INSTITUTE OF DESIGN)世田谷ものづくり学校」をご紹介します。廃校になった中学校を改修した同施設では、テナントの入居のほか、一般の方にもさまざまなクリエイティビティあふれるワークショップなどを提供しています。

そして後半は、2010年3月に開通した首都高大橋ジャンクションのレポート。大橋ジャンクションは番組でも過去2回、建設真っ最中の頃と大規模な防災訓練の時にお邪魔していますが、3回目となる今回はグリーンレポートです。いまや各線を結ぶ交通の要として欠かせない存在の大橋ジャンクションは、環境への取り組みにも積極的。今回、地元小学生を招いて少し珍しいイベントが行われるということなので、その様子をお届けしながら、大橋ジャンクションのグリーン化をご紹介していきます。

最後には恒例のプレゼントもありますので、ごゆっくりお楽しみくださいね。

館内の探索に行ってきまーすご案内いただくのはスタッフの今井誉子さん
IID世田谷ものづくり学校は、旧世田谷区立池尻中学校を廃校再生プロジェクトで2004年によみがえらせた施設。建物の造りや主要施設は当時のまま、少し内装に手を入れた、どこか懐かしい雰囲気の建物です。

ではさっそく、世田谷ものづくり学校スタッフの今井誉子さんにご案内いただいて、施設をめぐってみましょう。

Notcho's Workshop前工房には木工製品がいっぱい
こちらは、木工の工房「Notcho's Workshop」。特注家具やインテリアデザインなどを請け負う同工房では月に1回、木工初心者など一般の方向けのワークショップを開催しています。これまでに作った木工作品は、飾っておくだけでもかわいらしいスツールやマガジンラック、ちょっとしたスペースにあると便利なデスクランプなど、どれもオシャレで実用的なものばかり。毎回違うデザイナーさんにデザインしてもらっているのだそうですよ。

工房主のNotchoさんと
工房主のNotcho(ノッチョ)さんによれば、ワークショップへの参加者は、男性だけでなく20代30代の若い女性の姿も多いのだとか。コツコツと行うものづくりの楽しさは男女共通なのかもしれませんね。また、親子連れの参加も多いとのこと。これからの季節、夏休みの自由工作にいかがですか?

スノードーム美術館外観です珍しいものばかり!
続いてご紹介するのは、大きな丸い窓に並ぶディスプレイがパッと目を引く「スノードーム美術館」です。「スノードーム」といえば、水の入ったガラスの球体をひっくり返すと沈んでいた雪が舞いあがり、幻想的な世界を作り出す、お馴染みの癒しアイテム。世界各国からスノードームを仕入れているという同美術館には、常時1000個ほどのスノードームが飾られています。季節によって入れ替えをしているそうで、全部含めると3000~4000ほどの所蔵数になるのだとか。うれしいことに、美術館で展示しているスノードームのほとんどは販売もしています。どれもステキで迷ってしまいそうですね。

スタッフの玉井さんと
Notcho's Workshop同様、スノードーム美術館でも定期的にワークショップを開催しています。「オリジナルのキットでつくるので、お子様やお年寄りでも2時間程度で簡単に作れてしまうんですよ」とは、スタッフの玉井さん。スノードームの魅力を「眺めているといつの間にかその世界に入り込んで、ゆったりした自分だけの世界や時間を作り出すことができる、癒しの存在」と語ってくれました。

懐かしい風景ですね~日直のサッシャ(笑)
3階に上がると「2年A組」と書かれた看板が見えてきました。扉を開けると、そこはまさに教室!30~40人まで収容可能なこの場所は、オープンスペースとして使用しているそう。個人で借りてワークショップなどを開催したり、企業が企画会議の場として借りたりと、さまざまな使い方がされています。思わず懐かしくなるこんな空間で会議をしたら、いつもと違うブレイクスルーが生まれそうですね。備品は机やいすはもちろんのこと、黒板や壁掛け時計、チョーク、黒板消しに至るまで、すべて旧池尻中学校のものをそのまま残して使っているそうですよ。

パン屋のrecetteさん
IID世田谷ものづくり学校には、ご紹介した以外にもさまざまなテナントや共用部分があります。

たとえば、最高級天然酵母パン専門店として、ネット注文のみでパンの販売をしている「recette」。国産小麦をはじめ選りすぐりの厳選素材を天然酵母で長時間発酵・熟成させて作るパンは、通常のパンより何倍もの手間と時間がかかります。そのため販売は全て予約制。お値段も高めです。でも、ずいぶん先までギッシリ予約が入るほどの人気ぶりなんだそうですよ。

南東角部屋で、たっぷりの窓から自然光がふんだんに入る明るい空間が魅力のスタジオも完備しています。撮影やワークショップなどの利用以外にも、ヨガ教室や結婚式の二次会など、さまざまな用途で利用されています。

8~10名程度が収容できるミーティングルームや、学校ならではの天井の高さを活かしたマルチフルスペースもあり、こちらも多用途に使えそうですね。
最後に今井さんと2ショット
「IID世田谷ものづくり学校には、野菜たっぷりのランチメニューがうれしい"GO SLOW ゆっくりとカフェ"もあります。まずはどんなワークショップがあるのか、カフェでおいしいご飯を食べてほっこりくつろぎながら見学してみるのもいいのでは?」と今井さん。気になるワークショップが見つかったら、受付で直接スタッフに声をかけるほか、HPからも参加申し込みができるそうです。大人の学び場で、あなたのクリエイティビティをぜひ発揮してください!

IID世田谷ものづくり学校
〒154-0001  東京都世田谷区池尻2-4-5
(最寄駅:東急田園都市線・池尻大橋駅/最寄の首都高出口:首都高3号渋谷線・池尻大橋出口)
※専用駐車場がありませんので、車でお越しの場合は近隣のコインパーキングをご利用ください
TEL:03-5481-9011
入館料:無料(施設内の各スペースで行われる催しは内容によって料金が異なります)
休館日:月曜日(休館日が祝日または振替休日の場合、その翌日)
http://www.r-school.net/

大橋ジャンクション屋上にやってきました!
続いてやってきたのは、大橋ジャンクションの屋上です。ここで今回、地元目黒区立菅刈小学校の5年生が田植えの体験をするイベントが行われるというのでお邪魔しにきました。題して「おおはし里の杜 田植え体験」!大人をはじめ都心に住む子どもたちにとって、田植えは自然に触れ合うだけでなく、日本の伝統的な農業文化や食文化を知る貴重な機会です。思う存分楽しんでほしいところですが、はたして初めての田んぼの泥の感覚にどんな表情を見せるのでしょう!?

ホントに屋上!?フサコガネの苗です
今回子どもたちが田植えをするのは、換気所屋上につくられた約100㎡の田んぼ。植える苗は千葉県の推奨品種「フサコガネ」といって、病気に強く稲株が倒れにくい丈夫な品種です。ぐんぐん育って、秋には立派な稲穂を実らせてくれることでしょう!

子供たちの田植え開始~!一つ一つ丁寧に植えていきます
ほどなくして、Tシャツに短パン、サンダルのいでたちで屋上に現れた子どもたち。素足を泥のなかに入れた瞬間、歓声ともつかない声が方々であがります。最初は田んぼのなかでの移動もままならない様子でしたが、さすが順応性の高い子どもたち。あっという間に泥の感覚にも慣れてしまった様子。田植え方法のレクチャーを受け、横一列に並んだら、いざ田植えの開始です!

まず片手に苗の束をもち、そこから2~3株の苗を取り分けます。それを親指、人差し指、中指の3本の指で鉛筆を持つ要領でしっかりつまみ、泥の中にスッと差し入れて植えていきます。植えたら半歩後ろに下がって、同じ作業を繰り返す...そうしているうちに100㎡の田んぼが苗でいっぱいに!「腰が痛~い!」などの声も聞こえてましたが、田植えを終えた子どもたちに話を聞いてみると口々に「楽しかった」と返事がかえってきて、顔には達成感が満ちていました。

田んぼのわきには小川が流れています自然の風景がそのまま再現されているんですね
「おおはし里の杜」と名付けられたこの場所は、構造上できた28度という屋根勾配を利用し、上部に樹林や草地、小川を配しています。そして下部にある田んぼが小川の流れを受け止める仕組みです。

「ここはもともとあった地域の原風景を再現した場です。そのため、草木も造園用のものではなく、目黒川沿いの斜面林や水田を再生すべく、この地域に自生していた樹木や野草にこだわって集めています」と話すのは、首都高速道路(株)大橋建設事務所の須藤さん。将来は生きもの中心の緑地として成長させ、駒場公園や代々木公園など近隣の緑地と「生きものネットワーク」を形成していきたいといいます。

首都高速道路大橋建設事務所の須藤さんと
大橋ジャンクションは「おおはし里の杜」以外にも、ループ状に走る道路の上に約7000㎡もの屋上を有しています。そこを目黒区立の空中庭園にして、一般の方の憩いの場とする計画も進行中。また、ジャンクション内側は多目的広場として開放される予定なのだそうです。

「十数年という長期の計画になりますが、コロッセオや甲子園球場のように、ジャンクション壁面をオオイタビというつる性植物で時間をかけて少しずつ覆っていくつもりです。周辺地域との調和を大切にした"大橋グリーンジャンクション"と銘打ったプロジェクトです。今日のようなイベントやワークショップで地域の皆さんと交流をはかりつつ、いつしかこの巨大構造物が周辺の景色に溶け込んで憩いの場となってくれればうれしいですね」(須藤さん)

大橋ジャンクション完成イメージ図
全てのグリーン化プロジェクトが完了するのは平成24年度。コンクリートのジャンクションがどんな姿に生まれ変わるのか、今から楽しみです!

大橋ジャンクションに関する詳しいことは首都高のホームページ http://tokyo-smooth.jp/ohasi-summary.php をご覧ください。


最後にみんなで集合写真を撮りました!
最後にみんなで記念撮影です!


さて、今回の『東京slow style』はいかがでしたか?

IID世田谷ものづくり学校での様子や、首都高大橋ジャンクションの田植えイベントレポートは、ナビゲーターSaschaがお届けするインターネットラジオ『東京slow style Radio』でもお楽しみいただくことができます。画像と音声を織り交ぜた楽しい番組です。ぜひご覧ください!

公式twitter( @tokyoslowstyle )も要チェック!取材中の生レポートのほか、次回の取材先のヒントなどもつぶやいていますのでぜひフォローしてくださいね。みなさまのオススメslow styleスポットのつぶやきもお待ちしています。

そして今回も、番組から視聴者・読者のみなさまにステキなプレゼントがあります。ふるってご応募ください。

≫今回のプレゼントはこちら!

次回の更新は2011年8月26日(金)です。どうぞお楽しみに!
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【今月のSLOW MUSIC】and U / Mother
今回のレポートはいかがでしたか。首都高の大橋ジャンクション内に設けた"おおはし里の杜"において行われた田植えのイベントを取材したこともあり、お近くにお住まいの方が気軽に行けるお勧めスポット"世田谷ものづくり学校"をご紹介しました。

GO SLOWカフェ店内
午前中の取材の後、ものづくり学校内にあるカフェで昼食を取りました。教室の中に水道の蛇口がいくつもあったので、もとは理科の実験室のようでしたが、改装されてBGMの流れるおしゃれなカフェになっていました。

チキンとココナッツのトマトクリームカレー
数種類の軽食の中から私は"チキンとココナッツのトマトクリームカレー"を注文しました。珈琲付きで何と800円でした。いろいろなスパイスが入っていてとても美味しかったです。お越しの際は是非お立ち寄り下さい。

田植え日和の晴天!
午後のイベント取材は、梅雨の合間の晴天に恵まれうだるような暑さとなりました。子供たちの歓声の中、水田の中に"アメンボ"を見つけました。取材後は赤くなった肌が数日間ヒリヒリと痛みました。

今度は収穫の頃、またお邪魔できればと思います。

アメンボを見つけましたよ
ご協力くださいました皆様、関係スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

東京slow styleスタッフ 市原
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9月22日、ドイツ生まれ。
ドイツ人の父、日本人の母の間に 生まれ、10歳で日本へ移住。
ジャンルを問わず大の音楽好き。
サッカーやモータースポーツ、ロードレース 、自転車まで幅広いスポーツ知識がある。