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「かわさきエコ暮らし未来館」にやってきました! まだまだ暑い日が続きますが、"今年の夏"といえばなんといっても"節電"ですよね。クーラーの使用を控えたり、グリーンカーテンでゴーヤを育てたりと、節電に向けて頑張った方も多いのではないかと思います。エネルギーへの関心も随分高まって、「うちもそろそろ、太陽光発電をつけようかな」なんて考えている人もいるのではないでしょうか。

今回の東京slow styleは、そんな自然に優しいエネルギーのほか、ごみ処理など環境全般について学べる最先端の施設「かわさきエコ暮らし未来館」をご紹介します。8月6日にオープンしたばかりのホヤホヤの施設ですが、隣接する建物からは昨今注目の大規模な太陽光発電施設「メガソーラー」なども展望できて、オープン早々大盛況です。

後半は、首都高川崎浮島ジャンクションのレポート。川崎浮島ジャンクションといえば海ほたるに通じる東京湾アクアラインのトンネルへの入り口としても広く知られるところですが、実はジャンクションの敷地内に太陽光発電設備があるんです。できた電気がどんなところに使われているのか、しっかりレポートしたいと思います。

最後には恒例のプレゼントもありますので、ごゆっくりお楽しみくださいね。

1階ロビーの床一面に広がる航空写真縮尺3300分の1のスケール
かわさきエコ暮らし未来館に入ると、まず、1階ロビーの床一面に広がる航空写真に圧倒!縮尺3300分の1のスケールで、川崎市とその近隣市町が見事におさめられています。もちろん、今回訪れているかわさきエコ暮らし未来館のほか、メガソーラーや川崎浮島ジャンクションもしっかりと写っていますよ。なかにはしゃがみ込んで自分の家を探す方もいて、入館早々みなさん施設を楽しんでいる様子です。

地球温暖化チャレンジゾーン上に手をかざして動かすと、正常な状態の地球に戻る仕組み
2階にメインの展示室が集まっています。最初は「地球温暖化チャレンジゾーン」。私たちの日々の暮らしがどのように温暖化を招いているか、どうすればくい止めることができるかを、様々な体験を通して学ぶスペースです。

こちらは、温暖化で地球がどんどん暑く赤くなっていく様子が映し出される直径2メートルほどの丸いモニター。上に手をかざして動かすと、きれいな地球に戻る仕組みです。不思議なことに、サッシャが1人でいくら頑張っても真っ赤な地球をクールダウンさせることはできませんが、スタッフ総出で行った結果、やっときれいな状態に戻すことができました!「みんなで力を合わせれば地球温暖化は解決できる問題なんだ」ということが実感できる場になっているわけですね。

「めざせ!エコ暮らし」と題するコーナー生活のシーンが壁一面に投影されたスペース
続いては、「めざせ!エコ暮らし」と題するコーナー。家庭でできるエコアクションを楽しみながら見つめなおし、日常生活でもしっかり実践できるよう学習することを目的としています。入り口にある緑色のカードを持って中に入ると、キッチンやリビング、お風呂、洗面所、書斎...と、にぎやかな生活のシーンが壁一面に投影されたスペースが広がります。

このなかから、エネルギーや資源の無駄を探してカードをかざし、最後に答え合わせをします。チェックポイントは12カ所。ゲーム感覚でエコチェックができるので、小さな子どもにもわかりやすいですね。

「資源循環チャレンジゾーン」どんなふうに再資源化されていくのかが理解できる展示
次は「資源循環チャレンジゾーン」。暮らしの中にある様々なモノがどうやって資源として循環しているか、効率よく循環させるにはどうすればいいかを学びます。

生ごみやプラスチック容器、ビン缶、紙類などすっかりお馴染みになった分別が、その後どんなふうに再資源化されていくのかが理解できる展示のほか、リメイクやリペア(修理)のアイデアなども紹介されていてとても勉強になります。

ごみの分別知識をチェックできるゲームサッシャの正解率はなんと半分以下
特におもしろいのが、ごみの分別知識をチェックできるこちらのゲーム。ボールペンや洗剤の容器など、空から降ってくる様々なごみを、地上にある分別バケツに指で誘導するというもの。これがなかなか難しく、「分別に自信あり!」と自負して臨んだサッシャの正解率はなんと半分以下!?

資源循環は適正な分別があってこそ。わかっているようで実はきちんと理解していない分別について、ここでもう一度チェックしなおすのもいいかもしれませんね。

分別したごみが何に再資源化されるのか分解の様子
こちらは、分別したごみが何に再資源化されるのかを知ることができる場。真ん中に置かれた卵のパックや生ごみ、ペットボトル、缶などのごみにそれぞれ触れると、構成している素材に分解されて、足元にある金属のインゴット、細かいチップになったプラスチックやガラス、堆肥などに戻っていく様子を見ることができます。

例えば、発泡トレーに乗った魚の骨に触れると、トレーはプラスチックに、魚の骨は堆肥へと分解されていくというわけです。わかりやすい!

太陽光パネル
展示の中には、今話題の太陽光パネルもあります。これは、川崎市と東京電力が共同で事業を行っている浮島と扇島の大規模太陽光発電所(メガソーラー)で実際に使われているパネルと同じもの。

向かって左の少し青みがかっているパネルが浮島で採用されているもので、約10haの設置面積で約7000kWの最大出力を有しています。右の黒っぽいパネルは扇島のもの。約20haの設置面積で約1万3000kWの最大出力を有しています。

それぞれ、今年の8月と12月に運転を開始する予定で、両方合わせると約2万kWの発電ができ、一般家庭約5900件分の年間使用電力量に匹敵するそうですよ。
浮島発電所
ちなみに、浮島太陽光発電所は、かわさきエコ暮らし未来館とは目と鼻の先。未来館スタッフの案内のものと、平日は2回、休日は4回、隣接する建物の展望スペースから眺望するツアーを実施しているとのこと。訪れた際は、ぜひこの眺めを体感してください。そのスケールに圧巻ですよ! 
アテンダントの森山さん
今回、かわさきエコ暮らし未来館をご案内いただいたのは、アテンダントの森山さん。
かわさきエコ暮らし未来館の周辺には、メガソーラーをはじめ、川崎市のプラ容器とミックスペーパーが集まる資源化処理施設や、ごみの焼却を行う浮島処理センターなどがありますが、今後はかわさきエコ暮らし未来館がそれらの取り組みを紹介できる中継施設として中心的存在を担っていくことになるそうです。

ゲーム感覚で、とってもわかりやすく身近なエコについて学べる施設です。みなさんもぜひ、訪れてみてくださいね。

かわさきエコ暮らし未来館
〒210-0862  神奈川県川崎市川崎区浮島町509番-1
浮島処理センター内
TEL:044-223-8869 Fax 044-287-9604
入館料:無料
休館日:毎週月曜日・年末年始
※ 月曜日が祝日の場合、その翌日。
http://eco-miraikan.jp/

大橋ジャンクション屋上にやってきました!
続いてやってきたのは、首都高川崎浮島ジャンクションの多摩川第一換気所です。浮島ジャンクションは、首都高湾岸線と川崎線、そして東京湾アクアラインの3線が連結するジャンクションということで、ループもぐるりと大きく、敷地が広い点が特徴です。今回は、そのループ内の空いているスペースを有効活用した首都高の取り組みをご紹介します。

太陽光発電設備画面でモニタリングしています
換気所建物から見えるのは、太陽光発電設備。多摩川トンネル出入口の上に2年ほど前に設置されました。前半にご紹介した川崎市のメガソーラーと比べると規模は小さいものの、パネルの設置枚数は740枚、発電容量は約130kWと、一般家庭約32軒が1日に使う電力をまかなうことができるのだそうです。

発電した電気は主に、日中に一番電力消費の多い多摩川トンネルの入口部照明に使われています。あまり知られていませんが、トンネル入口の照明は、トンネル内外の照度差をなくすため夜間より日中のほうが照明を明るく設定しているんですよ。

発電量などはもちろん画面でモニタリングしています。こうしたデータの蓄積が効率的な運転を助けることにつながっていくんですね。

ジャンクション内のパネル1ジャンクション内のパネル2
場所を移動して、ジャンクション内のパネルのそばにやってきました。あらためて現場に来てみると、周辺に建物もなく日当たり抜群なことがよくわかります。

ジャンクション内の太陽光発電は、地の利を最大限に生かした発電設備といえるのかもしれませんね。

雑草だらけでデコボコのある地面定期的な除草作業
設置にあたっては、雑草だらけでデコボコのある地面を平らにする整地に苦労したといいます。また設置後は、雑草が茂ると太陽光パネルに影をつくってしまうため、対策として除草シートを敷いているほか、定期的な除草作業も発生します。

普段の埃やごみは雨が洗い流してくれるそうですが、やはり手間をかけて大事に使っていかなければならないんですね。

首都高速道路株式会社 神奈川管理局施設管制グループの山本さんと
お話を伺ったのは、首都高速道路株式会社 神奈川管理局 施設管制グループの山本 将央さんです。
「川崎浮島ジャンクションのパネルは実験段階の設置です。今後はこの実験結果をうまく活用していきたいと思っています」と、意気込みを語ってくれました。

良い結果が出て、今後の首都高のエネルギー対策に役立つことを私たちも願っています!


さて、今回の『東京slow style』はいかがでしたか?

かわさきエコ暮らし未来館での様子や、首都高川崎浮島ジャンクションの太陽光発電設備レポートは、ナビゲーターサッシャがお届けするインターネットラジオ『東京slow style radio』でもお楽しみいただくことができます。画像と音声を織り交ぜた楽しい番組です。ぜひご覧ください!

公式twitter( @tokyoslowstyle )も要チェック!取材中の生レポートのほか、次回の取材先のヒントなどもつぶやいていますのでぜひフォローしてくださいね。みなさまのオススメslow styleスポットのつぶやきもお待ちしています。

そして今回も、番組から視聴者・読者のみなさまにステキなプレゼントがあります。ふるってご応募ください。

≫今回のプレゼントはこちら!

次回の更新は2011年9月30日(金)です。どうぞお楽しみに!
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【今月のSLOW MUSIC】メロウデュ / 新世界
オープンしたばかりの"かわさきエコ暮らし未来館"と太陽光発電の特集はいかがでしたか。ゴミの分別とリサイクル、そして環境に優しい新エネルギーはいろいろなところで話題になっていますが、まだまだ知られていないことがたくさんあるようです。これからの展開に期待をしたいですね。

ところで、もうすぐ夏休みも終わりです。皆さんのご家庭ではお子さんの自由研究は終わりましたか。この夏、我が家では節電や太陽光発電の話をしたところ、息子が通常の乾電池を使わない動くおもちゃを作ってみましたのでいくつか紹介します。

ミニ太陽光パネルを取り付けたF1カー
最初はミニ太陽光パネルを取り付けたF1カーです。持ち上げて直射日光を当てるとタイヤはまわるのですが、車体を動かすまでの電気は無いのですぐに飽きてしまったようです。

電気を発生させて動く車
次は、マグネシウム板に塩水を掛けることで電気を発生させて動く車です。右下のチップは塩水を掛けた後のマグネシウム板で、言わばエンジンです。チョロQのように良く動くのでお気に入りのようです。

LED電球の原理に近いおもちゃ
そして最後は、LED電球の原理に近いおもちゃです。風を受けてモーターがまわり、モーターにつなげた発光ダイオードが光る風力発電です。風車を回すのは大変ですがわずかな電気でも光るしくみがわかったようです。
これらを見ていた私の感想としては、電気もすごいのですが、昔に比べてモーターが小さくなったことに驚きました。マグネシウムの車、実は長さが1cmぐらいの豆モーターで動いていました。

さて、このような自由研究を息子はどのようにまとめようと考えているのでしょうか。
親の心配をよそに当人はいつものように外に遊びに行ってしまいました。

東京slow styleスタッフ 市原
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9月22日、ドイツ生まれ。
ドイツ人の父、日本人の母の間に 生まれ、10歳で日本へ移住。
ジャンルを問わず大の音楽好き。
サッカーやモータースポーツ、ロードレース 、自転車まで幅広いスポーツ知識がある。