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有楽町にある「だしCafe」にやってきました! さわやかな秋風が吹く季節になりました。この時期のお楽しみのひとつに"新米"がありますよね。ふっくらつやつやの新米においしい味噌汁があれば、もう何もいらない!と思ってしまうくらいです。

今回の東京slow styleは、そんな新米について...ではなくて、味噌汁に欠かすことのできない"だし"についてレポートします。伺うのは、有楽町は交通会館ビルの中にある、だしのおいしさを味わい学ぶことのできるカフェ「だしCafe」です。丁寧にだしをとった味噌汁やお吸い物の試食もできるんだそうですよ。

後半は、ドライブをする際、誰もが気になる最新の交通情報をいつもわかりやすく伝えてくれる(財)日本道路交通情報センター「JARTIC」にお邪魔します。テレビやラジオでおなじみの、あの情報がどんな風に発信されているのか舞台裏をのぞいてみたいと思います。

最後には恒例のスロースタイルプレゼントもあります!それではごゆっくりお楽しみください。

店の入口から見た店内です煮干しの下処理についての展示が
「だしCafe」はカフェという名前こそついているものの、一般的なカフェとは少し違います。コーヒーやケーキがあるわけではなく、伝統的な日本食文化を支えてきた"だし"について学び、味わう、体験の場なんです。店内には、だしのおいしさをゆっくり味わうためのテーブルやイスがあるほか、昆布やかつお節、煮干しといっただしの素材の展示や、だしに関する情報がたっぷり掲載された書籍や料理本がズラリと並んでいます。もちろんおいしいだしを取るためのキッチンも完備。毎月企画されるイベントのなかではしっかりだしをきかせたお料理について学べる料理講習会なども開催されるそうですよ。

今月のイベント情報などは黒板に!
イベントのなかでも毎日開催しているのが「だし取りデモンストレーション」です。長らく料理をしてきた人でも、知っているようで意外と知らないのがだしの取り方。素材によるだしの違いや料理との相性、一番だしと二番だしの使い分け等々、この場であらためて学ぶことができるんです。

だし取りは女性だけでなく男性にも必見!最近は「お弁当男子」など料理を趣味にもつ男性も増えていますからね。それにお料理ができる男性は女性からの好感度も高い傾向があるようです。「だしCafe」では「普段、料理なんて全然やらないんですけど...」という男性にもわかりやすく教えてくれるので、ぜひ声をかけてみてくださいね。

店長の小西美夏さんです
せっかくなので、サッシャもデモンストレーションを体験してみることに...。教えてくれるのは「だしCafe」店長の小西美夏さんです。「だしの威力を感じてもらうために、まずは味噌湯体験をしてもらいます」と、小西さん。サッシャの前にさっそく2つのお椀が並んだお盆が置かれました。

だしが入ったものと入っていないものを飲み比べますズズー...
向かって左のお椀が、お湯に味噌をといただけの「味噌湯」と呼ばれるもの。右側が、かつお節と昆布の一番だしで味噌をといたもの。はたして違いは...!?両者を飲み比べた途端に「あ、全然違う!」と驚きの表情を見せるサッシャに、優しく微笑む小西さん。「味噌湯を体験した方の中には"今まであまりだしを意識していなかったけれど、これをきっかけにだしへの考え方がガラリと変わった"という嬉しいご意見もあります。だしをしっかりきかせたお料理は塩や油を減らしたヘルシーな食生活にもつながりますので、今日はぜひ上手なだしの取り方を学んで行ってくださいね」

だし講義中だしの素材がいろいろ
デモンストレーションでは、昆布とかつお節を使った家庭的なだしの取り方を学びます。お湯の量に合わせて適切な量の昆布とかつお節を、それぞれ最適な温度とタイミングで入れてあくをすくい、優しくていねいにこすと...?

きれいなだし汁が!
こんなに澄んだだしが取れました!これは"一番だし"。「もっとガツンとだしが効いている方が好き」という方向けやお料理の種類によって使い分けられるよう、二番だしの取り方もレクチャーしてくれました。

こんなにかわいいお料理サンプルも
「だしCafe」では、だしを取ると必ず出る「だしガラ」の上手な再利用法として、さまざまなレシピも紹介しています。「昆布は刻んでポン酢につけるだけでも十分おいしいですし、これをベースにマヨネーズにあえるとタルタルソースのように味わえるんです。だしを取ったあとも昆布やかつお節の中にうま味は残っていますので、うまく活用してください」と小西さん。ちょっとしたひと手間で食卓がもっと豊かになりそうですね!

だしラバ・シスターズのかしらでもある、味の素株式会社広報部、斎藤由里子さん
だしについて様々なことを学ぶことのできる「だしCafe」。入店やデモンストレーション、週末イベントを除いた通常営業の大半はほとんどすべて無料とのことですが、どうしてそんなことが実現できるのかちょっと不思議ですよね?「だしCafe」を運営している味の素株式会社広報部の齋藤由里子さんによると「"うま味"の美味しさ、すごさ、歴史などを広めるための全社プロジェクトの施策のひとつが『だしCafe』」なのだそう。うま味が凝縮されているだしを、若い女性によく知って体感してもらい、自分でもとれるようになってほしいのだといいます。

また、だしCafeの「だしを世に広めたい」という想いに賛同してくれる企業・団体(かつお節:ヤマキ株式会社・株式会社柳屋本店/昆布:日高中央漁協 協同組合・襟裳漁協 協同組合・香深漁協 協同組合 など)のサポートも、運営の大きな支えになっているそうです。

ちなみに「うま味」とは、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」に並ぶ、5番目の基本味(どれを混ぜ合わせても作ることのできない基本の味)のひとつ。主な成分はグルタミン酸というアミノ酸や、イノシン酸などの核酸などで、1908年に日本人化学者の池田菊苗博士が発見したそうです。うま味の強い代表的な食材は昆布ですが、トマト、お肉、アスパラガスなどいろいろなものにも含まれていて、今や世界共通語として「umami」と呼ばれているんだそうですよ!

だしCafeスタッフの皆さんと!
だしの大切さや奥深さをあらためて実感できる「だしCafe」は"隣の家のお姉さん"のような気軽なスタッフがあたたかく迎えてくれるコミュニケーション施設。ふらりと立ち寄るもよし、イベントに参加するもよし。ただしイベントの日は営業時間等が変わるので、イベントの内容とあわせてHPやfacebookであらかじめチェックしてくださいね。

日本食がますますおいしいこれからの季節。しっかりだしを取って、おいしくいただきましょう!


だしCafe
東京都千代田区有楽町二丁目10-1東京交通会館2F
TEL:03-3555-1797
入館料:無料(イベントの一部は有料)
定休日:火曜日
「だしCafe」公式サイト
http://www.ajinomoto.co.jp/kfb/dashi-cafe/
「だしCafe」Facebook支店
http://www.facebook.com/dashicafe/

サッシャもラジオ放送の時にお世話になってます!
続いてやってきたのは、いつも新鮮&詳細な情報で私たちの安全なドライブを支えてくれる(財)日本道路交通情報センター(JARTIC)です。日本全国の警察や道路の管理者のもつ道路交通情報を収集、整理して、私たちにわかりやすくテレビやラジオ、インターネット、電話などを通じて提供してくれている場所です。その舞台裏がどんな風になっているのか、さっそく潜入です!

扉がずらり!
センターに入ると、扉がずらり!なかには1畳分ほどの小さなスペースが並んでいます。ブースごとに担当局が決まっているそうで、放送担当者の方は時間になるとここに入って交通情報を伝えてくれていたんですね。

日本道路交通情報センター 東京事務所 首都高速センター調査役の下村治さんと、放送担当の吉田磨希さん
お話を伺ったのは、日本道路交通情報センター 東京事務所 首都高速センター調査役の下村治さんと、放送担当の吉田磨希さん。実はお二人がいるこの場所は、主に首都高の道路交通情報をラジオで発信する"首都高速センター"といいます。

ブースの中には・・?
ブースの中にはカウンターがあり、マイクや時計をはじめ様々な機器が並んでいます。そして正面の窓には、リアルタイムで道路交通情報が表示された大きな交通状況表示パネルが!首都高の道路事情は刻々と変化していきます。事前に放送内容を用意していても、次の瞬間どのよう状況に変化するかわかりません。絶えず変化に気を配り、最新の情報が伝えられるよう、ブースにもこうした工夫が施されているんですね。

放送担当の吉田磨希さん
放送を担当する方も様々な工夫をされています。吉田磨希さんは放送の際「ドライバーの方にとっては案内している方向がわかりにくい場合があるので、なるべく"〇〇方向へ向かう"など行先を補足してお伝えするよう心がけています」とのこと。また、60秒や90秒といった短い時間の放送の場合、焦って早口にならないよう気を付けているそうですよ。

さて、次に全国の道路交通情報を伝えてくれる"九段センター"もあわせてご紹介しましょう!

九段センターでも、扉がずらり!こちらには窓がありません
九段センターでも首都高速センター同様、ラジオ局ごとに用意されたブースが並んでいます。違っているのは、ブースに窓がなく道路情報モニターが見えない点。これについては九段センターならではの工夫がされていました。

九段センターのオフィスはこういうところ♪
扉をきっちり締めず半開きにしたまま放送を行い、道路状況が急変した場合は外に控えているオペレーターの方々が速やかに放送担当者に情報を伝える仕組みを採用しているのだそう。ちなみに数名の放送担当者とオペレーターの方々で、1日に80本にも及ぶ放送をこなしているそう。1日中気が抜けません!

九段センターの放送担当、古屋さん
九段センターで放送を担当している古屋寿子さんは、この道7年目のベテラン。そんな古屋さんでも日々勉強しているのが道路名や地名の読み方なのだそう。「全国の地名には読み方が難しいものだけでなく、例えば"新宿"と書いて"にいじゅく""あらじゅく"と読むなど、地域によって読み方が違うものもあるので、常に地名のデータベース『国土行政区画総覧』で読み方を確認するようにしています。ただアクセントに関しては辞典がありません。地方の放送局や地元の方の意見を参考にさせていただくこともあるんですよ」と古屋さん。道路情報の内容だけでなく、こうした細かいところにも常に気を配っているんですね!

九段センターの皆さまと
九段センターでお話をお伺いしたのは、放送担当の古屋寿子さんと(財)日本道路交通情報センター 東京事務所 主管の小山昌宏さんです。先にお伝えした首都高速センターとここ九段センターではそれぞれ担当を分けてテレビやラジオで情報を伝えていますが、JARTICでは電話での道路交通情報の問い合わせにも丁寧に答えてくれるんですよ。

首都高速情報は 050-3369-6655
全国共通ダイヤルは 050-3369-6666
携帯電話やPHSからは専用短縮ダイヤル #8011

http://www.jartic.or.jp/ でインターネットでの提供も行っているので、お出かけの際はぜひチェックして、安全で快適なドライブを楽しんでくださいね。

さて、今回の『東京slow style』はいかがでしたか?

だしCafeでの様子や、JARTIC(財)日本道路交通情報センターのレポートは、ナビゲーター・サッシャがお届けするインターネットラジオ『東京slow style Radio』でもお楽しみいただくことができます。画像と音声を織り交ぜた楽しい番組です。ぜひご覧ください!

公式twitter( @tokyoslowstyle )も要チェック!取材中の生レポートのほか、次回の取材先のヒントなどもつぶやいていますのでぜひフォローしてくださいね。みなさまのオススメslow styleスポットのつぶやきもお待ちしています。

そして今回も、番組から視聴者・読者のみなさまにステキなプレゼントがあります。ふるってご応募ください。

≫今回のプレゼントはこちら!

次回の更新は2011年10月28日(金)です。どうぞお楽しみに!
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【今月のSLOW MUSIC】月のそら / AUTUMN COLOURS
今回「だしCafe」では、そこで働く人たちがとても楽しそうにお仕事をされていたのが印象的でした。やはり、「仕事は楽しんでやるものだ」とつくづく感じました。

ところで、私ごとですが、先日、友人と一緒に「SKY BUS」に乗って川崎の工業地帯の夜景を楽しむツアーに参加してきました。いわゆる「工場萌え」ですね。

SKY BUS からの眺め
「SKY BUS」は東京slow style 第21回「 東京の空はひろ~い!『スカイバス』で都心再発見! 」でも紹介している2階建てバスです。見える景色も普段とは違い新鮮でした。

工場夜景をカメラで撮影する女性
どういった方々がこのツアーに参加されているのか、とても興味がありました。男女比は半々くらい、若干女性が多かったかもしれません。一生懸命、工場夜景をカメラで撮影する女性たちの姿が印象的でした。

工場夜景
お客さんの歓声が上がる場所が、工場地帯などだったので「ここで、喜ぶんだ~」と斬新でした。

こちらのツアーを企画した方の、過去のコラム( http://portal.nifty.com/2011/05/27/a/ )があるので参考までにどうぞ。

東京slow styleスタッフ 岩崎
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9月22日、ドイツ生まれ。
ドイツ人の父、日本人の母の間に 生まれ、10歳で日本へ移住。
ジャンルを問わず大の音楽好き。
サッカーやモータースポーツ、ロードレース 、自転車まで幅広いスポーツ知識がある。